妊婦さんへのご案内(RSウイルス母子免疫ワクチン接種)
- 家族絆の吉岡医院
- 5 日前
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赤ちゃんをRSウイルスから守るための「RSウイルス母子免疫ワクチン」が、
令和8年4月より定期接種になりました。
当院では妊娠28週~36週の妊婦さんを対象に、
RSウイルス母子免疫ワクチン「アブリスボ筋注用」の接種を行います。
● RSウイルスとは
RSウイルス(呼吸器合胞体ウイルス)は、生後間もない赤ちゃんが感染すると
重症化しやすいウイルスです。1歳までに約7割、2歳までにはほぼすべての赤ちゃんが
一度は感染すると言われており、肺炎や気管支炎、時には無呼吸発作など命にかかわる
症状を引き起こすこともあります。
特に生後6ヶ月未満の赤ちゃんは免疫が未熟で、感染すると入院治療が必要になるケースも
多く報告されています。
● なぜ妊婦さんがワクチンを打つの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分でワクチンに対する免疫(抗体)を作ることが
できません。しかし、妊娠中にお母さんがワクチンを接種することで、
体内にできた抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに届けられます。
これを「母子免疫」と呼びます。
ワクチン接種によって、お母さんの身体で作られたRSウイルスに対する抗体が、
赤ちゃんの身体を守ってくれるのです。これにより、生後すぐから6ヶ月頃までの
最も重症化しやすい時期に、赤ちゃんがRSウイルス感染から守られる可能性が
高まります。
● お申込み方法
対 象 : 接種日時時点で島根県内各市町村に住民票登録されている方で、
妊娠28週0日~36週6日までの妊婦の方
投与方法 : 筋肉注射、0.5mlを1回
予約方法・接種日時 :
健診あるいは受診の際に、担当医とご相談の上、
接種日時をお決めください。
費 用 : 公費(無料) R8.4.1~
※ 接種してから抗体がしっかりと作られるまで約2週間かかるため、
できるだけ余裕をもって接種されることをおすすめします。
● ワクチンの安全性と副作用について
「アブリスボ」は、世界18ヶ国で行われた臨床試験の結果、妊婦さんとその赤ちゃんの
双方に重大な副作用は認められていません。副作用としては、
注射した部位の痛み(約10%)、腫れや赤み(2~3%)が見られることがあります。
また、ワクチンを接種した妊婦さんから生まれた赤ちゃんには、
抗体薬(モノクローナル抗体)は通常投与されません。
赤ちゃんが小児科を受診される際には、母子手帳に貼られた
RSワクチン接種の記録シールを忘れずにご提示ください。
※ 厚生労働省・RSウイルス母子免疫ワクチン

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